会津若松市: 旧會陽医院

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概要・歴史・観光・見所
旧會陽医院(会津若松市)概要: 旧會陽医院は福島県会津若松市中町旧會陽医院(会津若松市)に位置しています。案内板によると「 この建物はアメリカから帰朝し、最新の医療技術を身につけた渡部鼎先生によって、明治23年(1890)に開業された旧會陽医院である。幼少の頃に左手の火傷を負った野口英世博士(幼名:清作)は先生の執刀で手術を受けた。医術の奇跡に感動した博士は、翌年猪苗代高等小学校を卒業すると、医学の道を志し、會陽医院に書生として入門した。博士はこの會陽医院で猛烈に勉強し、現存する2階の書生部屋で深夜まで英語や仏語、独語の原書を読みふけっていたという。明治29年夏に上京するまでの約3年間、ここで多感な青春時代を過した。女学生山内ヨネとの初恋もこの時代だった。のちにノーベル賞候補にもなった博士が平成16年(2004)秋、新千円札のモデルに採用された。」とあります。木造2階建、寄棟、桟瓦葺、塗屋造、黒漆喰仕上げ、腰壁タイル張、玄関ポーチなどは当時の洋風建築の要素が取り入れられています。旧會陽医院は野口英世縁の地で明治時代に建てられた良好な遺構として貴重なことから平成9年(1997)に会津若松市歴史的景観指定建造物に指定されています。現在は會津壹番館として一般公開されています。

旧會陽医院:写真

旧會陽医院
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