西会津町(歴史)概要: 西会津町の歴史は古く縄文時代の塩喰岩陰遺跡や弥生時代の上野尻遺跡などがあり当時から人々が生活を営んでいたことが分かります。
西会津町野沢は会津若松城下と日本海側を繋ぐ越後街道の宿場町になっていた町で、会津から米や薪炭、麻苧、日本海側からは海産物等が運びこまれました。
又、越後街道は村上藩(新潟県村上市−村上城)と新発田藩(新潟県新発田市−新発田城)の参勤交代や会津藩主の領内巡見にも利用され野沢宿には本陣が設けられました。阿賀川の舟運 の船着場にもなり会津城下から新潟を経て大阪や京都まで運ばれました。
明治時代初期にはイギリス人女性紀行家イザベラバードも野沢宿で休息をとっており、著書である「日本奥地紀行」に「山腹に沿って歩いたが、たいそう愉快であった。下を流れる急流の向かい側には、すばらしい灰色の断崖がそそり立ち、金色の夕日に紫色に染まっている会津の巨峰の眺めは雄大であった。」と書かれています。
西会津町は古社が多い町として知られ大山祇神社や如法寺(鳥追観音堂)などの門前町的な側面もありました。
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