西光寺(西会津町)概要: 無量山西光寺は福島県耶麻郡西会津町上野尻梵天下に境内を構えている浄土宗の寺院です。西光寺の創建は不詳ですが室町時代中期、光源和尚により開かれたのが始まりと伝えられ室町時代後期の永正年間(1504〜1521年)に良然和尚が中興開山しました。
戦国時代には鶴ヶ城(福島県会津若松市)の城主蒲生氏郷が当地を視察の際、当寺を訪れ深く信仰したとされ現在の本尊である阿弥陀如来像を寄進しています。
寺宝である「紙本著色蒲生氏郷像」(国指定重要文化財:縦71cm・幅39cm)は京都妙心寺の僧逸伝によって氏郷が正装をしている姿を極彩色豊かに描いたもので上部には元和7年(1621)に描かれた事と「奥州会津郡太守 昌林院殿高岩忠公の清容・・・」と書かれています。又、境内には西会津町指定史跡に指定されている宝篋印塔 があります。山号:無量山。宗派:浄土宗。本尊:阿弥陀如来。
西光寺:上空画像
【 参考:文献等 】
・ ふるさとの文化遺産-郷土資料辞典7[福島県]-株式会社人文社
・ 現地案内板-西会津町教育委員会
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