いわき市: 禅長寺

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概要・歴史・観光・見所
禅長寺(いわき市)概要: 禅長寺は福島県いわき市小名浜林城字大門に境内を構える臨済宗妙心寺派の寺院で、案内板によると「 禅長寺は、徳一大師の創建と伝えられ、遠峯禅師によって中興された。のちに臨済宗に改められ、鎌倉の建長寺との関係も深いといわれる。禅長寺仏殿は、正面5間(11.1m)、側面5間の方形であり、建築面積が123,9u、高さが16.4mある。組物(柱上にあつて軒を支えるもの)は、和様出組と称される形をとっているが、全体的には組物が柱間に並ぶ禅宗様である。屋根は茅屋根であるが、現在はトタンで覆われている。内部は、内陣正面の後方に厨子があり、その前部が須弥檀になっている。柱は円柱状で通柱となっており、約13mの高さに格天井が張られて、天上板には雲龍などの極彩色の絵が描かれている。禅長寺仏殿は、桃山時代後期から江戸時代初期にかけての建築様式を伝える貴重な建造物である。 いわき市教育委員会 」とあります。禅長寺仏殿は昭和52年(1977)にいわき市指定有形文化財に指定されています。

禅長寺の創建は平安時代初期の大同2年(807)、高僧として知られた徳一大師によって開かれたのが始まりとされ、鎌倉時代の文永年間(1264〜1274年)に遠峰禅師が中興しています。弘安年中(1278〜1287年)には亀山上皇の勅願寺、天正7年(1579)に正親町天皇の勅願寺になるなど格式が高く寺運も隆盛しています。江戸時代に入ると寺領30石が認められ多くの末寺を擁していました。又、山門は四脚楼門形式で切妻、鉄板葺き、一間一戸の建物で高欄などは簡易な造りになっています。宗派は臨済宗妙心寺派。本尊:十一面観音坐像(木造瀧見観音菩薩半跏像)。

禅長寺の文化財
・ 木造扁額(2面)-天正7年-「普門山禅長護国禅寺」「海會」-福島県文化財
・ 禅長寺文書-室町〜江戸初期−足利、岩城、正親町天皇など-福島県指定文化財
・ 正親町天皇宸翰額字(2通)-木造扁額の原本-福島県指定文化財
・ 木造観音菩薩半跏像-応永17年-像高64cm、院尊の作-福島県指定文化財
・ 仏殿-宝暦7年-一重裳階、三間四方-いわき市指定文化財
・ 絹本用林顕材建長寺山門疏-室町、縦35.4cm、横133cm-いわき市文化財

禅長寺:写真

禅長寺
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