旧芳賀家住宅(いわき市)概要: 旧芳賀家住宅は江戸時代末期(万延元年:1860年の荷路夫川の氾濫時の水位が刻まれている事から少なくともそれ以前の建物と推定されています。)に建てられた農家建築です。芳賀家は庄屋を勤めた家柄ですが所謂豪農建築と比べるとやや小規模な印象を受けます。
建物は木造平屋建て、寄棟、茅葺、直屋造り、平入りで桁行14.84m、梁間7.87m、延床面積116.96u。旧芳賀家住宅は江戸時代末期の農家建築の典型として貴重な事から平成9年(1997)に いわき市指定有形文化財に指定され現在はいわき市暮らしの伝承郷内(福島県いわき市鹿島町下矢田散野)に移築保存されています。
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