熊野神社(福島県・土湯温泉)概要: 熊野神社の創建は不詳ですが奈良時代、役小角が吾妻山を開いた際、勧請したのが始まりと伝えられています。その後、社運が隆盛し6坊(西海子坊・松之坊・桂之坊・率都坊・榧之坊・柿之坊)を擁するなど大きな影響力を持ちました。後年になり当地に伊佐那美尊の分霊を勧請して里宮とし、土湯温泉の鎮守として信仰されるようになりました。安永3年(1774)、現在の長野県伊那市高遠町出身の石工松川友右衛門が石造の社殿を造営しました。明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏教色が一掃され明治11年(1879)に村社に列しています。祭神:伊邪那美尊。
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