福島市: 岩谷観音

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概要・歴史・観光・見所
岩谷観音(福島市)概要: 岩谷観音は福島県福島市石田に位置している御堂です。岩谷観音の創建年の詳細は分かりませんでしたが、平安時代末期、周辺を支配した伊賀良目七郎高重の持仏である聖観音を安置したのが始まりと伝えられています。一方、岩谷観音堂は室町時代の応永23年(1416年)、伊賀良目七郎高重の後裔である伊賀春顕が先祖から伝わる観音像を祀る堂宇を建立したのが始まりとされます。隣接する磨崖仏は江戸時代中期の宝永年間(1704〜1711年)に制作されたもので、西国三十三観音を模した仏像の他60体に及ぶ供養仏が彫り込まれています。江戸時代後期になると西国三十三観音霊場巡りが庶民にも浸透し、実際参拝出来ない人も三十三観音を模した仏像を参拝するだけでも同じ御利益があるとして全国各地にミニ霊場が設けられ、当地も習ったものと思われます。中には宝永2年(1705)の聖観音像、宝永7年(1710)の巳待供養弁財像など制作年がわかるものもあり資料的な価値も高いとされます。磨崖仏としては福島市唯一のものであり貴重な事から昭和39年(1964)に福島市指定史跡及び名勝に指定されています。現在の岩谷観音堂は慶長19年(1614)に造営されたと伝えられるもので、宝形造(宝珠部が重層屋根になっている)、銅板葺、桁行2間、梁間2間、正面1間向拝付、外壁は真壁造板張り、江戸時代初期に建てられた御堂として貴重な存在です。

岩谷観音:写真

岩谷観音堂正面とその前に置かれた石燈篭
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岩谷観音岩壁に刻まれた磨崖仏 岩谷観音岩壁には様々な磨崖仏があります 岩谷観音石燈篭越に見える岩肌 岩谷観音高台から見下ろした観音堂


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