福島市: 鹿島神社(岡島)

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概要・歴史・観光・見所

鹿島神社(福島市岡島)概要: 鹿島神社は福島県福島市岡島竹ノ内に鎮座している神社です。鹿島神社は境内にある由緒が刻まれている石碑によると「 人皇十三代 成務天皇の御代 信夫国造 久麻直命(しのぶのくにのみやつこくまのあたいのみこと)が東北開拓祈願の爲 常陸の鹿島大神宮を高松山に勧請した 後年 社地を源氏山に遷したが 醍醐天皇の延喜年間には信夫五社の一として国史に載せられた古社である 高倉天皇の安元二年(一一七六年)には勅使を御差遣せられ その後 南朝の忠臣 北畠顕家は その臣 高松近江守定隆をして再興せしめら 寛延年間 火災の爲焼失 後 規模を縮小して現在地に斎祀し 治水農桑 悪疫退散の神として郷民の信仰をあつめ今日に至った 毎年秋季に行われる奇祭 水かけ祭は 昔 この里に悪い病が蔓延した時 神のお告げにより それの平癒を祈願して 水かけを行った処 霊験忽ち現れて悪疫は一掃された 爾来 毎年 無病息災 村中安穏を願って水かけを行い 延々八百数十年の永きに亘り継続されて来たものと伝えられる 氏子を七組に分け 毎年各組の持廻りで祭礼が行われるか これは頭屋制と云って 神社神道以前の斎祀の在り方で 全国的にも珍らしい制度である 福島県より重要無形民俗文化財に指定せられ 又 福島県十大祭に列し 祭礼の御神酒は特に濁酒の醸造が公許されている 」とあります。

鹿島神社は延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳に記載された式内社の論社で境内には多くの石碑があり信仰の広さと篤さを感じる事が出来ます。明治時代初頭に発令された神仏分離令を経て村社に列しています。

鹿島神社本殿は覆屋に囲まれている為、詳細は分かりませんでしたが、石碑の通りだと江戸時代中期の寛延年間(1736〜1750年)に建てられたと思われる古建築物で、屋根が木羽葺きの一間社流造、歴史を感じる事が出来ます。鹿島神社拝殿は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺き、平入、桁行5間、張間2間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り板張り、境内の一角には鐘楼があるなど神仏混合の名残も見られます。祭神:武甕槌命。

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鹿島神社:上空画像

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板(由緒)-鹿島神社


鹿島神社:ストリートビュー

鹿島神社:写真

鹿島神社境内正面の鳥居と参拝者の身を清める手水舎と石碑群
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鹿島神社石段から見た拝殿と石燈篭を撮影した画像 鹿島神社拝殿右斜め前方の画像 鹿島神社本殿覆い屋と幣殿 鹿島神社大神宮の石碑と長い歴史の時を刻んできた鐘楼と梵鐘


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