光徳寺(喜多方市)概要: 大悟山光徳寺は福島県喜多方市岩月町入田付字甘蕨道上に境内を構えている浄土宗の寺院で、門前にある杉山集落には数多くの土蔵が残され風致のある町並みが形成されています。光徳寺の創建は鎌倉時代の文永元年(1264)に空行和尚により開山したと伝えられています。
空行和尚は弘安6年(1283)に泉福寺(福島県喜多方市山都町小舟寺字頭無甲)を開いている事からも当地域に浄土宗の布教に尽力した名僧だったと思われます。江戸時代初期には行誉和尚が会津藩(藩庁:鶴ヶ城)の藩主松平家に懇願し、願成寺(福島県喜多方市上三宮町上三宮籬山)を再興しています。
参道には六角地蔵が安置されています。光徳寺山門は四脚門、切妻、桟瓦葺、一間一戸。本堂は、木造平屋建て、寄棟、鉄板葺、平入、桁行8間、正面1間向拝付、外壁は真壁造白漆喰仕上。山号:大悟山。宗派:浄土宗。院号:引接院。本尊:阿弥陀如来。
光徳寺:上空画像
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