喜多方市: 中善寺

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概要・歴史・観光・見所
中善寺(喜多方市)概要: 関堂山中善寺は福島県喜多方市関柴町関柴字権現沢に境内を構えている真言宗豊山派の寺院です。中善寺の創建はよく分かりませんでしたが、周囲に大きな影響を与える寺院だったとされます。一時衰退し薬師堂のみになっていましたが、慶長年間(1596〜1615年)に門劫寺の寺籍を移し、寺号を「中善寺」に改めて中興、さらに江戸時代中期の元禄16年(1703)に栄昶和尚が堂宇の再建をしています。明治に入ると時の県令だった三島道庸が強引な道路建設を計画した為、地元農民が結束し「権利恢復訴訟同盟」を結成、中善寺境内はその会合地として重要な役割を果たしました。薬師堂の本尊である木造薬師如来座像は高さ88p、寄木造、ヒノキ材、漆箔押の傑作で納札から鎌倉時代の延慶3年(1310)に忍阿上人が願主となり修復した事が銘により明確で意匠的にも大変優れている事から昭和3年(1928)に国指定重要文化財(旧国宝)に指定されています(三尊像の形態で中尊よりも新しい日光菩薩、月光菩薩が脇侍として控えています。修理供養の納札には延慶3年:1310年に沙門忍阿が再興したとあり、中善寺の前身寺院の創建か中興年とも考えられます)。

又、中善寺境内にある"めおとカリン"は推定樹齢250の老木で平成18年(2006)に喜多方市指定天然記念物に指定されています。寺宝である大般若経六百巻付経櫃六合(600巻・6合)は栄昶和尚(後年は中善寺を再興する為、浄財を募り自ら木食を行った事から木食上人と呼ばれた。)が江戸時代中期の元文4年(1739)から寛延4年(1751)に、関柴町萱場に設けた草庵で大般若経を書写した直筆と弟子達筆で構成されるもので、貴重な事から平成18年(2006)に喜多方市指定文化財(典籍)に指定されています。本堂は寄棟、鉄板葺、平入、桁行8間、梁間7間、正面1間向拝付。薬師堂は宝形造、鉄板葺、桁行3間、梁間3間、正面1間向拝付。会津十二薬師霊場第三番(札所本尊:薬師如来)。山号:関堂山。宗派:真言宗豊山派。本尊:延命地蔵菩薩。

中善寺:写真

中善寺
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