福島県の温泉街1

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飯坂温泉・東山温泉・いわき湯本温泉

飯坂温泉(奥州三名湯)

飯坂温泉:温泉街・写真
[ 飯坂温泉:温泉街 ]
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飯坂温泉福島県福島市)は福島市の奥座敷的な存在で鳴子温泉(宮城県大崎市)と秋保温泉(宮城県仙台市)とともに奥州三名湯に数えられる名湯です。飯坂温泉に訪れた西行法師は「あかずして 別れし人のすむ里は 左波子の見ゆる 山の彼方か」と歌を詠み、松尾芭蕉に随伴した曾良の日記には「上リニハ桑折・飯坂・佐場野・福嶋ト出タル由。昼より曇、夕方より雨降、夜ニ入、強。飯坂ニ宿、湯ニ入。」と記載、与謝野晶子は「飯坂の はりかねばしに 雫する あづまの山の 水色の風 」と歌を詠んでいます。共同温泉である「鯖湖の湯」周辺は温泉街らしい町並みが見られますが摺上川沿いは大型のホテルや旅館が乱立して建てられ、大規模開発された跡が窺えます。

東山温泉

東山温泉:温泉街・写真
[ 東山温泉:温泉街 ]
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東山温泉福島県会津若松市)は会津城下の奥座敷的な存在で上山温泉(山形県上山市)、湯野浜温泉(山形県鶴岡市)と共に奥羽三楽郷に数えられた名湯です。江戸時代には会津藩の藩湯として開発され、戊辰戦争の際には新撰組副長土方歳三が会津に滞在していた際、宇都宮城(栃木県宇都宮城)攻防戦で受けた傷を癒す為に湯治に訪れたと伝えられています。与謝野晶子が東山温泉に湯治に訪れた際には「湯の川の第一橋をわがこゆる 秋の夕べのひがしやまかな」の歌を残しています。現在でも温泉街の雰囲気がある町並みが一部残され、国登録有形文化財に登録されている「向瀧」は異彩を放っています。

いわき湯本温泉

いわき湯本温泉:温泉街・写真
[ いわき湯本温泉:温泉街 ]
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いわき湯本温泉(福島県いわき市)は古くは三箱の湯と呼ばれ、信濃御湯(長野県上田市:別所温泉)、名取御湯(宮城県仙台市:秋保温泉)ともに三御湯に数えられた名湯で、近年では月岡温泉(新潟県新発田市)、磐梯熱海温泉(福島県郡山市)とともに磐越三美人湯にも数えられています。江戸時代には陸前浜街道の宿場町としても整備されましたが、明確な所謂、温泉街らしい町並みは失われつつあるようです。


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