如意輪観音堂(日光市・横川宿)概要: 如意輪観音堂の創建は不詳ですが江戸時代後期の天明8年(1788)に編纂された「御廻国様御通行ニ付御案内帳」に「観音不動堂」との記録があることから少なくともこれ以前から存在していたと思われています。
現在の建物は江戸時代後期に建てられたもので、入母屋(元宝形造)、金属板葺(元茅葺)、桁行3間、梁間3間、1間向拝付、建築面積7.56u、内部には厨子が安置され背後には金箔が貼られた来迎壁があります。横川如意輪観音堂は江戸時代後期の御堂建築の遺構として貴重なことから平成元年(1989)に日光市指定文化財に指定されています。
横川如意輪観音堂:上空画像
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