麓山公園(郡山市)概要: 麓山公園は江戸時代後期の文政7年(1824)に宿場町開設を祝して築園された公園で、福島県郡山市麓山に位置しています。元々は二本松藩(藩庁:二本松城)の藩主である丹羽氏の馬場であった場所だったとも言われています。明治時代に入り本格的に公園(共楽園)として整備され昭和24年(1949)に都市公園になりました。風光明媚な庭園で内部には大きく育った大木や弁天池、明治15年(1882)に猪苗代湖から取水した安積疏水の開通記念に造られた麓山の滝(平成14年:2002年、国登録有形文化財に登録)などがあり市民の憩いの場となっています。麓山公園は平成18年(2006)日本の歴史公園100選に選定されています。又、安積原野開拓に大きな役割を担った事から、平成28年(2016)に名称「未来を拓いた「一本の水路」−大久保利通"最期の夢"と開拓者の軌跡 郡山・猪苗代−」の構成文化財として日本遺産に登録されています。
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