磐梯神社(恵日寺)概要: 磐梯神社は福島県耶麻郡磐梯町磐梯八幡に鎮座している神社で、往時は隣接する慧日寺と神仏習合の形態をとり、磐梯明神として磐梯山の頂に御神体が祀られていたそうです。
磐梯神社の創建は平安時代初期の大同2年(807)、磐梯山の山頂に大山祇命、埴山姫命の2神の分霊を勧請したのが始まりとされ往時は磐掎神社と称し、延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳に記載された式式内社でした(猪苗代町に鎮座している磐掎神社が延喜式内社という説もあります)。
磐梯神社はその後、慧日寺の鎮守社、山頂の奥宮の遥拝所として信仰されました。明治時代初頭に発令された神仏分離令により慧日寺が廃寺となり、慧日寺の薬師堂の建物に御神体が遷され磐梯神社となりました。
明治5年(1872)、火災により社殿(薬師堂)が焼失すると火災に免れた仁王門に御神体が遷され明治19年(1886)に郷社に列しました。大正12年(1923)社殿が再建され「舟引き祭り」などの例祭を受け継ぐ事になり、平成12年(2000)に現在地に遷座しました。
磐梯神社の例祭である「舟引き祭り」は600年以上前から行われた祭りで舟型の太い木の台の上に俵を三表と幣束を立て東西の両端から太い綱で引き合います。引き合いは3度行われて東が勝てば豊作、西が勝てば米の値段が上がると言われています。元々慧日寺の例祭として歴史を伝える行事として平成17年(2005)に福島県指定重要無形民俗文化財に指定されています。
磐梯神社拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、桁行6間、張間1間半、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り板張り。本殿は一間社流造、銅板葺き。祭神:大山祇命、埴山姫命。
猪苗代町:神社・仏閣・再生リスト
磐梯神社:上空画像
|