不動院龍宝寺(慧日寺)概要: 龍宝寺は福島県耶麻郡磐梯町大字磐梯字本寺上 に境内を構えてる寺院で、創建は慧日寺より古いとされ大寺修験の一端をなしていました。室町時代後期の永正18年(1521)に九州になる彦山流の伝灯を受け、江戸時代中期の宝永年間(1704〜1710年)に成就院の支配下に入り「磐梯山龍宝院」と改めました。その後は磐梯山修験の祈願所として信仰されました。現在の龍宝寺不動堂は江戸時代後期の文政年間(1818〜1829年)に再建したものと伝わる古建築で、木造平屋建て、入母屋、鉄板葺、妻入、間口2間、奥行き3間、正面1間向拝付、外壁は真壁造り板張り、当時の磐梯山修験の文化を伝える御堂建築の遺構として貴重な事から昭和53年(1978)に磐梯町指定文化財に指定されています。
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