三乗院(伊達市)概要: 拈華山三乗院は福島県伊達市霊山町掛田字西裏に境内を構える曹洞宗の寺院で、創建は室町時代後期の天文元年(1532)、瀬成田城主佐藤信種が開基となり鷲雄大鷲禅師(頭陀寺7世)を招いて開山したのが始まりとされます。
三乗院山門は案内板によると「 万延元年(1860)宇都宮の大工後藤源次の手により建立された。」とあり、四脚門、切妻、瓦葺き、江戸時代末期の寺院山門建築の遺構として貴重で、規模や意匠など秀逸なことから伊達市(旧霊山町)指定有形文化財に指定されています。
又、信達三十三観音霊場第二十八番札所、千尋寺観音を管理しています。御詠歌は「我がとがは ちいろなりとも かのほとけ あわれみ給い などかうかばん」。本寺は永平寺(福井県永平寺町)と総持寺(神奈川県横浜市鶴見区)。本堂は木造平屋建て、入母屋、桟瓦葺、平入、外壁は真壁造り白漆喰仕上げ、腰壁は板張。山号:拈華山。宗派:曹洞宗。本尊:釈迦三尊像。
三乗院:上空画像
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