桑折町: 田植え塚

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概要・歴史・観光・見所
田植え塚(桑折町)概要: 田植え塚は福島県伊達郡桑折町北町田植え塚に位置しています。田植え塚は、当時奥州俳壇の中でも中心の1人だった馬耳(4代目佐藤新右衛門:桑折宿本陣家)が桑折地方の俳壇の盛隆を願い法円寺境内に享保4年(1719)に築いたものです。塚の下には元禄2年(1689)松尾芭蕉が奥の細道行脚の際相楽等躬宅(福島県須賀川市)で読まれた「 風流の はじめやおくの 田植唄 」の句を埋め、塚の上には「芭蕉翁」と刻んだ石碑を建立しています。このような塚は全国にあるそうですが江戸時代中期に編纂された「諸国翁墳記」によると桑折町の田植え塚は東北地方の中では最古とされ貴重な存在となっています。当時の桑折の地は東北地方の中でも俳諧が盛んだった場所で馬耳を始め多く俳人が「西国曲」巻五「諸邦発句」で入集し、著名な俳人が桑折を訪れるなど交流も多かったと言われています。田植え塚は貴重な事から昭和55年(1980)に桑折町指定史跡に指定されています。

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-桑折町教育委員会

田植え塚:写真

田植え塚
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