白河市: 南湖

  福島県:歴史・観光・見所(ホーム)白河市:歴史・観光・見所>南湖

概要・歴史・観光・見所

南湖(白河市)概要: 案内板によると「 名君として知られる白河藩主・松平定信公が1801年、水利開発と貧困者救済を兼ねて築造した回遊式自然庭園で、「南湖」という名は「城の南の湖」という意味と、李白の詩句「南湖秋水夜無煙」から命名したと伝えられています。また、湖畔には松や吉野桜、嵐山の楓などが移植され、士農工商の身分制度が厳しい封建時代にあって"四民共楽の地"として庶民に開放。日本最古の公園としても有名です。 」とあります。

又、定信公が南湖を建設した際、特に景観が優れた十七の名勝を定め、それぞれに和歌が添えられました。俗に「南湖十七景」と呼ばれ、「関の湖」・「共楽亭」・「鏡の山」・「真萩が浦」・「鏡の岡」・「松虫の原」・「常盤清水」・「松風の里」・「月待山」・「月見浦」・「下根の島」・「みかげの島」・「千世の堤」・「小鹿山」・「有明岬」・「八声村」・「千代の松原」が選ばれています。

現在でも南湖湖畔には松平定信を祀った南湖神社をはじめ、福島県指定文化財に指定されている松風亭蘿月庵や白河市指定文化財に指定されている共楽亭などの茶室があります。南湖は市民の憩いの場として南湖県立自然公園に大正13年(1924)に国指定史跡及び名勝に指定され、平成22年(2010)に池百選に選定されています。

南湖:上空画像

【 参考:サイト 】
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
【 参考:文献等 】
・ ふるさとの文化遺産-郷土資料辞典7[福島県]-株式会社人文社
・ 日本史跡大辞典1-株式会社日本図書センター
・ 石碑(松平越中守定信公略記)
・ 案内板-白河市


南湖:ストリートビュー

南湖:写真

南湖
[ 付近地図: 福島県白河市 ]・[ 白河市:歴史・観光・見所 ]
南湖 南湖 南湖 南湖


※ 相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。 回答によって不都合や不利益をこうむっても当サイトは一切責任を負いません。又、回答を直接的(当サイトの名前を使って)に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。 予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。尚、「福島県:歴史・観光・見所」は「福島県の歴史」、「奥州街道」、「郷土資料辞典−福島県」、「日本の城下町−東北(二)」、「パンフレット」、「案内板」、「関係HP」、「歴史道路報告書」を参考にさせていただいています。※プライバシーポリシーはこちらです。