会津坂下町: 旧五十嵐家住宅

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概要・歴史・観光・見所

旧五十嵐家住宅(会津坂下町)概要: 旧五十嵐家住宅は福島県河沼郡会津坂下町塔寺大門に位置する古民家です。旧五十嵐家住宅は「享保十四年(1729)」の墨書が屋根の梁上にある小屋束の溝の部分から見つかった事で貴重な存在です。昭和30年代以降は住居として使用されなかった事で比較的旧形状のままで当時の会津地方の中堅農家の住宅の様子を今に伝えています。

建物は、寄棟、茅葺の直屋造りで桁行8間半、梁間3間半、床面積117.19u、内部は広間型三間取で向って右側3分2には「おめえ」(土間)、「ざしき」(板間)、「へや」(板間)の部屋があり左側3分1には「にわ」(土間)、「うまや」(土間)がありそれぞれ天井が設けられていませんでした。

旧五十嵐家住宅は江戸時代中期に建てられた農家建築の遺構で年代が明確な事から大変貴重な存在で昭和46年(1971)に国指定重要文化財に指定されています。

同じく敷地内には旧五十嵐家の厠(桁行2間、梁間1間、切妻、茅葺、建築面積6.62u、建築年代不詳)と旧古川家籾倉(桁行2間、梁間2間、切妻、木端葺、建築面積9.02u、江戸中期〜後期建築)が移築保存され平成8年(1996)に会津坂下町指定有形民俗文化財に指定されています。

旧五十嵐家住宅:上空画像

【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-会津坂下町教育委員会


旧五十嵐家住宅:ストリートビュー

旧五十嵐家住宅:写真

旧五十嵐家住宅
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