米沢街道: 熊倉宿(喜多方市)

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概要・歴史・観光・見所

熊倉宿(喜多方市)概要: 案内板によると「 若松より二つ目の宿場で慶長6年(1601)宿駅の設置が認められた。代官所、本陣、問屋も設置され、市場の開設とともに物資の集積により、経済の中心地として繁栄を極めた。宿場内約900m、化政期の家数92軒、文禄3年(1594)の石高は1864石余りあり、裕福な宿場で、藩としても主要な地域であった。また戊辰の役では、敗走敗走の中で唯一西軍を撤退させた戦場にもなっている。」とあります。

現在も街道の両側には古い町並みが残り当時の繁栄が窺えます。宿場内にある紫雲山光明寺(熊倉観音)は浄土宗、会津三十三観音霊場第7番札所で本尊は千手観世音、御詠歌は「ふるさとを はるばるいでて くまぐらの ほとけにまいる みこそやすけれ」。

鎮守である鹿島神社の創建は不詳ですが中世は芦名氏の庇護を受けていた関係で、天正17年(1589)、伊達政宗の会津侵攻により敗退した芦名氏が本家筋の佐竹家を頼り常陸に逃避すると庇護者を失い衰微、江戸時代に入ると歴代会津藩主から再び庇護されるようになり社運も隆盛しました。祭神は武甕槌命、建御名方命、現在の社殿は明治時代の火災で焼失後の大正12年(1923)に再建されたもので拝殿は入母屋、銅板葺、平入、正面1間向拝付。

宿場の北側の枡形には大型の湯殿山碑が建立されており、当地域も出羽三山信仰が盛んだったと思われます。

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喜多方市熊倉:上空画像


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熊倉宿
熊倉宿
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熊倉宿:町並み 熊倉宿:町並み 熊倉宿:町並み 熊倉宿:町並み
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