美しい日本のむら景観コンテスト

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大内宿雪まつり:概要 「大内宿雪まつり」は昭和62年(1987)から大内宿の青年会や婦人会が中心となり始められた毎年2月の第2土曜日と日曜日に開催される雪祭りです。昼間は大内宿本陣(町並み資料館)の前で多彩なイベントが行われ、街道の両側には数多くの雪灯籠が設置されます。日が落ちると、大内宿の鎮守である高倉神社の神事である「御神火戴火」が行われ、高倉神社の境内で心身共に清めた男衆が宮司から神火を貰い受け、松明を掲げ下帯姿で大内宿の町並みを走りながら、雪灯篭に神火を入れていきます。すると、夜の闇に雪灯籠の柔らかな光が雪の被った茅葺屋根の古民家を浮き上がらせ幻想的な景観を造り出しています。又、まつりの日は花火が打ち上がり、都会の花火大会とは全く異なる風情あふれる時間を過す事が出来ます。平成5年(1993)に行われた第1回美しい日本のむら景観コンテストの文化文門では「会津宿場町の雪まつり」として最高賞である農林水産大臣賞を受賞しています。

福島県内の日本のむら景観コンテストの受賞
○ 「山入りの行事」−福島県只見町大倉−農林水産大臣賞(文化部門)
  ※当地に伝わる正月行事の一つで、山神を祭る祠に、捧げ物を奉納し山中安全を祈願します。
○ 「台地をおおう白いじゅうたん(そば畑)」−福島県下郷町落合−農林水産大臣賞(生産部門)
  ※猿楽台地は約40ヘクタールの蕎麦畑が広がり、8月下旬から9月上旬に掛けて蕎麦の花が咲き乱れます。
○ 「 晴天!!今日は、田植え日和なり・・・」−福島県只見町布沢−農林水産大臣賞(生産部門)
  ※只見町布沢は山間地の為に棚田が多く、現在でも手植えによる田植えが行われています。
○ 「歴史と伝統が息づく前沢曲家集落」−福島県南会津町舘岩前沢−全国土地改良事業団体連合会長賞(集落部門)
  ※前沢曲家集落は茅葺屋根が数多く残る農山村集落、大内宿同様に国の重要伝統的建造物群保存地区。
○ 「自然のぬくもり」−福島県下郷町戸赤−全国森林組合連合会長賞(生産部門)
  ※下郷町戸赤は林業の盛んな地域で、美しい山林と、切り出された木材、その木材を利用した加工品が見られます。
○ 「古式ゆかしい神事−お田植えまつり−」−福島県会津美里町高田−むらづくり対策推進本部長賞(文化文門)
  ※伊佐須美神社に伝わる神事の1つで福島県県指定無形民俗文化財及び国選択無形民俗文化財に指定。
○ 「万葉の歴史を誇る冬の味覚」−福島県伊達市梁川町五十沢−むらづくり対策推進本部長賞(生産部門)
  ※「梁川のあんぽ柿」の生産が盛んな地域で、11月半ばに見られる「柿のれん」が風物詩となっています。

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