宮川渓流(棚倉町)概要: 宮川渓流は久慈川支流である宮川によって形成された渓流で、山本不動尊(石堂山徳善院明王蜜寺)の境内を横切っている事から山本不動尊渓流とも呼ばれています。山本不動尊の奥之院は断崖絶壁の中腹にある洞窟状の凹んだ部分に建立されており、宮川の川の流れによって作り出された自然形態が自然信仰と相まって山本不動尊の信仰に繋がったのかも知れません。宮川渓流は南北約5キロにわたり植生が豊かな事から四季それぞれの風景、景観を楽しむ事が出来ます。宮川渓流は昭和23年(1948)に「奥久慈県立自然公園(面積:89.77ku)」に指定され、昭和61年(1986)に「ふくしまの水三十選」に選定、現在は山本公園として遊歩道が整備されています。
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