旧軍馬補充部白河支部事務所(西郷村)概要: 旧軍馬補充部白河支部事務所は昭和10年(1935)に軍馬の供給、育成、購買及び軍馬資源の調査の為設置された施設で、文化庁が詳細調査の対象に選定した地域別戦争遺跡の1つです。建物は木造平屋建て、切妻平入り、金属板葺きで、縦長の窓を採用し中には上げ下げ窓や下見板張りを用いるなど洋風建築の要素を取り入れています。
旧軍事施設だった事もあり華美な装飾的要素を排除した現実的な印象を受けます。現在は民俗資料館として整備され内部には村内の民俗的資料や旧軍事施設だった頃の資料などが展示されています。旧軍馬補充部白河支部事務所は平成9年(1997)西郷村指定文化財に指定されています。
旧軍馬補充部白河支部事務所:上空画像
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