高志王神社(東山温泉・会津若松市)概要: 高志王神社の創建等は不詳ですが大毘古命と建沼河別命が祭られているそうです。大毘古命は孝元天皇の第1皇子で四道将軍の1人として北陸地方に大きな影響力を持っていました。建沼河別命は大彦命の子供とされ同じく四道将軍(大彦命・武渟川別命・吉備津彦命・丹波道主命)の1人として東海地方に大きな影響力を持った人物です。古事記によると大毘古命と建沼河別命は北陸と東海をそれぞれ統一し会津地方で合流したとされます(会津は相津を由来とする説もあります。)。北陸地方は当時、越国と呼ばれていた事から越王神社が高志王神社になったと思われます。他地域では大毘古命を祀っている神社が古四王神社などと呼ばれています。社殿は小規模で一間社、切妻、銅板葺、正面1間向拝付。会津地方では喜多方市に鎮座している古四王神社が日本三社として知られています。
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