土方歳三戦傷湯治の岩風呂(東山温泉・会津若松市)概要: 江戸時代末期の慶応4年(1868)、新政府軍と旧幕府軍との間に戊辰戦争が発生、新撰組の土方歳三は宇都宮城(栃木県宇都宮市)の攻防戦で足に銃弾を受けて負傷、その後、旧幕府側の会津藩主松平容保を頼り会津若松城(福島県会津若松市)に陣を移すと療養の為、投宿とした七日町の清水屋旅館から東山温泉に足しげく通ったと云われています。東山温泉の中でどの旅館を利用したのかは諸説あり「きつね湯:現在の向龍・会津藩の保養場」、「瀧の湯:庄助の宿・会津藩の座敷役場」、「猿の湯:不動滝旅館」が推定されています。特に猿の湯の岩風呂は土方歳三戦傷湯治の旧跡として保存公開されています(この岩風呂は東山温泉発祥の源泉跡とも云われています)。
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