須賀川市: 桙衝神社

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桙衝神社
桙衝神社
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桙衝神社:随神門(神社山門) 桙衝神社:拝殿 桙衝神社:本殿 桙衝神社:神楽殿
桙衝神社:参道 桙衝神社:参道 桙衝神社:拝殿 桙衝神社:社殿
概要・歴史・観光・見所
桙衝神社(須賀川市)概要: 桙衝神社は案内板によると「日本武尊が御東征の折、この神民山(亀居山)に柊の八尋の矛をつきたて、武甕槌神を祀ったにが神社草創の初めで約2000年前といわれている。この社は、延喜式内の古社で、岩瀬郡の総鎮守として代々領主の信仰あつく、神域45ヘクタール、一の鳥居随神門より中世建築の本殿を拝す。本殿より左の参道を登れば、祭祀遺跡の「磐座」が現存する。閏年の10月1日に行われる御輿渡御、太鼓獅子舞は、奈良時代から続いたと伝承される。稚児ばやしと踊りに和して、賑やかに百足獅子が歩む姿は、優雅華麗にして古風ゆかしいおもかげを今に伝えている。また、本殿は県指定の重要文化財である。 長沼町教育委員会」とあります。

桙衝神社の創建は養老2年(712)、常陸国から当地に土着した一族が常陸国一宮である鹿島神宮(茨城県鹿嶋市宮中)の分霊を勧請し守護神としたのが始まりとされ、弘仁12年(821)に境内から神鉾が出現した事から鹿島大明神の依り代と悟り祀るようになっています(境内背後には古墳時代の祭祀場と思われる史跡があり古代から亀居山(神居山)は霊山として信仰されていたと思われます)。一方伝承では日本武尊が東夷東征の際、亀居山(神居山)に上り、そこにあった自然の立石を祭壇に見立て柊木の八尋の桙を立て、武壅槌神(鹿島神宮の祭神)に対して戦勝祈願したと伝えられています。延長5年(927)に編纂された延喜式神名帳には式内社として記載され、当時から格式の高い神社だった事が窺えます。天喜5年(1057)の前九年合戦の際には源頼義が戦勝祈願を行い、改めて鹿島神宮の分霊を勧請合祀し桙衝鹿島大明神と呼ばれるようになっています。歴代領主からも崇敬庇護され、慶長2年(1597)に火災により社殿が焼失すると慶長10年(1605)に会津藩主蒲生秀行が再建し、慶安元年(1648)には白河藩主榊原忠次が社殿を造営しています。古くから神仏習合していましたが、明治時代初頭に発令された神仏分離令により仏教色が一掃され、明治3年(1870)に社号を「桙衝神社」に復し、明治5年(1872)に郷社、明治29年(1896)に県社に列しています。祭神:日本武尊、建御雷命。

現在の本殿は慶安元年(1648)に白河藩主榊原忠次が再建されたもので、三間社流造、こけら葺、桁行3間、梁間3間、江戸時代初期の神社本殿建築の遺構として貴重な事から昭和51年(1976)に福島県指定文化財に指定されています。境内には古建築物が多く、拝殿(享和元年:1801年建築、入母屋、銅板葺、平入、桁行6間、梁間2間、正面1間唐破風向拝付)、神楽殿(享和元年:1801年建築、入母屋、鉄板葺、妻入)・神社山門(随神門−享和元年:1801年建築、切妻、銅板葺、三間一戸、八脚単層門)が須賀川市指定文化財に指定されています。

桙衝神社本殿概要: 本殿と附棟札は昭和51年に福島県指定重要文化財に指定されていて、案内板によると「・・・(前略)現在の本殿は、慶安元年(1648)白川藩主榊原忠次の命によって建立されたもので、桁行3間、梁間3間、切妻の流造木羽葺の三間社で、三方に縁を付している。この建物は、妻飾・大瓶束の結綿部分・虹梁の上下面・懸魚の形などに特に時代と地方の特色を示していて、貴重である。本殿の建立、修復の記録として慶安元年から明治年間までの12枚の棟札が保存されており、本田の修理・屋根ふき替えなどの経過とともに奉行・大工・名主などの氏名が記されており、当時の営繕組織をよく知ることができ、これも貴重な資料である。 福島県教育委員会 」とあります。

桙衝神社の文化財
 ・ 本殿(附:棟札12枚)−慶安元年、三間社流造、木羽葺−福島県指定文化財
 ・ 拝殿−享和元年、入母屋、唐破風向拝付−須賀川市指定文化財
 ・ 随神門−享和元年、三間一戸、八脚単層門−須賀川市指定文化財
 ・ 神楽殿−享和元年、入母屋、鉄板葺、妻入−須賀川市指定文化財
 ・ 桙衝神社祭祀遺跡−須賀川市指定史跡
 ・ 桙衝神社太鼓獅子−旧暦の閏年の例祭時に奉納−須賀川市指定無形民俗文化財
 ・ 絵馬繋ぎ駒(2面)−須賀川市指定文化財

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