護真寺(須賀川市)概要: 護真寺は福島県須賀川市横田字北ノ後に境内を構えている臨済宗円覚寺派の寺院で、案内板によると「護真寺は、臨済宗円覚寺に属し、須賀川市普応寺の末寺で観応2年(1351)普応寺開山印元禅師の法弟、本禅等択和尚が開山したといわれる。このシダレザクラは、四月下旬が開花期で、枝ごとの花つきや花の色もよく県内のシダレザクラとしては、三春の滝ザクラ(大正11年、国指定天然記念物)につぐ第一級の巨樹である。なお、本堂には、県指定重要文化財、木造宝冠釈迦如来座像(昭和56年指定)が安置されている。 福島県教育委員会」とあります。
護真寺本堂の建物(寄棟、金属板葺、桁行8間、梁間6間、外壁は真壁造白漆喰仕上げ、腰壁縦板張り、花頭窓付、享保年間(1716〜1736年)に建立)と寺宝である不動尊画像が須賀川市指定重要文化財に指定されています。
護真寺のサクラは推定樹齢450年、樹高12m、幹周4.5m、根回6.3m、昭和51年(1976)に福島県指定天然記念物に指定されています。木造宝冠釈迦如来座像は鎌倉時代に製作されたもので檜材、寄木造、像高43.2cm、玉眼、金属製の宝冠、昭和56年(1981)に福島県指定文化財に指定されています。
その他にも境内には明治15年(1882)に建てられた不動堂、唐破風が設えられている土蔵、鐘楼などの建物が配置されています。宗派:臨済宗円覚寺派。
護真寺:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-福島県教育委員会
|
|