会津坂下町: 亀ケ森古墳

  福島県:歴史・観光・見所(ホーム)会津坂下町:歴史・観光・見所>亀ケ森古墳

概要・歴史・観光・見所

亀ケ森古墳(会津坂下町)概要: 亀ケ森古墳は福島県河沼郡会津坂下町青津に位置する4世紀後半頃に築造された前方後円墳です。亀ケ森古墳の全長は127.3m。後円部の直径66.8m、高さ約8m。前方部の長さ60.5m、幅60m、高さ約6m。

亀ケ森古墳の規模は福島県最大、東北地方では雷神山古墳(宮城県名取市植松字山:全長168m、国指定史跡)に次ぐ第2位を誇ります。後円部分は3段築成、葺石により表面が覆われており、円筒埴輪が発見されている事から築造時期は4世紀末の年代が推定されています。

又、現在水田になっているものの、馬蹄形の周濠も確認されており、当時、会津地方を納めていた大豪族の墳墓だったと思われます。中世に入ると、土豪の館として利用され改変されてる部分もあるものの、規模や形状などは概ね残されているようです。

これは、後年、後円部に鎮守と思われる稲荷神社が勧請され、会津三十三観音霊場第32番札所に選定された青津観音堂が造営された事で聖域として保全された事が大きな要因となっていると思われます。前方部は集落の墓地として利用されている事を見ると、古くから何かしらの墳墓として神聖視されてきたのかも知れません。

稲荷神社の拝殿は、木造平屋建て、入母屋、銅板葺き、平入、桁行3間、正面1間向拝付き、外壁は真壁造り板張り。亀ケ森古墳は当時の会津地方の歴史を知る上で大変貴重な存在で、隣接する鎮守森古墳と共に31,100.29uが昭和51年(1976)に国指定史跡に指定されています。

亀ケ森古墳:上空画像

【 参考:サイト 】
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
【 参考:文献等 】
・ 日本史跡大辞典1-株式会社日本図書センター
・ 現地案内板-会津坂下町教育委員会


亀ケ森古墳:ストリートビュー

亀ケ森古墳:写真

亀ケ森古墳
[ 付近地図: 福島県会津坂下町 ]・[ 会津坂下町:観光 ]・[ 福島県:寺院 ]
亀ケ森古墳 亀ケ森古墳 亀ケ森古墳 亀ケ森古墳
亀ケ森古墳 亀ケ森古墳 亀ケ森古墳 亀ケ森古墳
亀ケ森古墳 亀ケ森古墳 亀ケ森古墳 亀ケ森古墳


※ 相談や質問は大変失礼ですが、メールのみとさせていただきます。 回答によって不都合や不利益をこうむっても当サイトは一切責任を負いません。又、回答を直接的(当サイトの名前を使って)に交渉や請求の手段とすることはご遠慮くださるようお願い申し上げます。 予告なしに追加、書き替えを行いますのでご了承ください。尚、「福島県:歴史・観光・見所」は「福島県の歴史」、「奥州街道」、「郷土資料辞典−福島県」、「日本の城下町−東北(二)」、「パンフレット」、「案内板」、「関係HP」、「歴史道路報告書」を参考にさせていただいています。※プライバシーポリシーはこちらです。