会津坂下町: 旧大法院薬師堂

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概要・歴史・観光・見所
旧大法院薬師堂(会津坂下町)概要: 旧大法院薬師堂は福島県河沼郡会津坂下町旧大法院薬師堂正面左斜め前方から見た画像大字勝大字上ノ山に位置する御堂です。現在の薬師堂は江戸時代中期の安永年間(1772〜1781年)に再建された建物とされ宝形造り、銅板葺、桁行3間、梁間3間、正面1間向拝付、外壁は真壁造り板張り、正面左右には花頭窓付。室町時代の御堂建築の形式を踏襲しているものされ、和様と禅宗様が混在する地方色の強い特色があり、向拝部分には象や獅子、龍などの細かな彫刻が施され、小規模ながら見所も多い建物といえます。又、代々法院をつとめた小林家は明治時代初頭に発令された神仏分離令とその後に吹き荒れた廃仏毀釈運動、明治5年(1872)に発令された修験禁止令後も仏具・法具(94点)、古文書(135点)など修験道関係の資料が伝わり昭和60年(1985)、薬師堂と共に会津坂下町指定文化財に指定されています。

旧大法院薬師堂:写真

旧大法院薬師堂参道石段から見上げる全景画像
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