福島市: 板倉神社

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概要・歴史・観光・見所
板倉神社(福島市)概要: 板倉神社は福島県福島市杉妻町に鎮座している神社です。板倉神社(福島市)参道に設けられた石鳥居板倉神社の創建は寛政4年(1792)、福島藩8代藩主板倉勝長が藩祖となる板倉重昌の御霊を福島藩江戸藩邸の屋敷内に勧請したのが始まりとされます。文化2年(1805)に改めて福島城内の社殿を建立し、歴代藩主や家臣の信仰の対象となりました。江戸時代末期の戊辰戦争の際、福島藩は奥羽越列藩同盟側に付き敗戦、福島藩は廃藩となり板倉家は三河(現在の愛知県刈谷市)に転封、板倉神社もこの地から遷座しました。

明治13年(1880)に旧家臣を中心に板倉神社創建の運動が起こり、明治15年(1882)に旧社殿を現在地(福島城の二の丸御外庭)に移築し、分霊を勧請することで現在のような形となりました。社殿内部には8代藩主勝長、10代藩主勝顕が奉納した絵馬(福島市指定文化財)や重昌が佩用した甲冑、軍配、陣羽織、月影馬印などの社宝があり、貴重な事から名称「板倉神社所蔵資料ならびに什物102点」として平成18年(2006)に福島市指定文化財に指定されています。板倉神社拝殿は木造平屋建て、入母屋、銅板葺、平入、桁行3間、梁間2間、正面1間向拝。本殿は一間社神明造、銅板葺。

【 参考:サイト 】
公式ホームページ
【 参考:文献等 】
・ ふるさとの文化遺産-郷土資料辞典7[福島県]-株式会社人文社
・ 現地案内板-ディスカバー・マイカントリー 福島信夫ライオンズクラブ

板倉神社:写真

板倉神社拝殿とその前に置かれた石造狛犬
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