野崎観音堂(伊達市)概要: 野崎観音堂は福島県伊達市保原町野崎に位置し、案内板によると「 俗に丸山観音堂といい古墳の上に建てられたものという。このお堂は建築がすばらしく様式からみて、享保時代(1716〜36)の建立であろうといわれる。 」とあります。
本尊は弘法大師空海(真言宗の開祖)が自ら彫り込んだとされる聖観世音菩薩で幸座池から拾い上げられたと伝えられています。周囲は公園として整備され信達三十三観音霊場の第二十五番札所にもなっています。
野崎観音堂は江戸時代中期の享保年間(1716〜1736年)に造営されたもので、木造平屋建て、入母屋、銅瓦棒葺、平入、桁行3間、梁間2間、正面1間向拝付、外壁は真壁造り板張り。御詠歌は「 尋ねいる みちは野崎の 観世音 すすむる法の さきのよければ 」。
野崎観音堂:上空画像
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